お客様事例

お客様事例 株式会社 ヤシマキザイ様

基幹システムを全面的にリプレイス。実績と経験に基づいたコンサルティングで自分たちでは気づかなかった課題まで明らかになり、業務効率化・標準化の道筋が見えました。 株式会社 ヤシマキザイ 管理本部 システム室 室長 田村 祐二 氏/取締役 副社長 種部 和夫 氏/営業統括本部 調達部 部長 浅見 直 氏

株式会社 ヤシマキザイ・企業プロフィール

“鉄道・交通ビジネスに強い専門商社”として全国の鉄道事業者各社、鉄道車両メーカー、鉄道車両用機器メーカーなどに各種機器・部品・メンテナンスサービスを提供。鉄道や駅、整備工場などさまざまな場所で重要な役割を担う製品を扱い、鉄道インフラを支える。これまで培ってきたノウハウやネットワークを活かし、海外にも事業を展開。1948年創業。従業員数:229名。
ロゴ:株式会社 ヤシマキザイ

鉄道・交通ビジネスに強い商社として、さらなるグローバル展開を目指す

当社は鉄道関連の分野をメインフィールドとする商社として、駅や鉄道車両、車両整備工場、さらには鉄道に電力供給を行う発電・変電システム、信号システムなどの鉄道設備まで、特殊な条件に合った機器や部品の供給とメンテナンスサービスを手がけてきました。この鉄道関連分野で培ったノウハウを活かして自動車や電力、産業機器などの業界へも各種部品を提供しております。鉄道事業も一般産業事業も、当社の取扱製品を日常生活で見かける機会はあまりないのですが、なくてはならない存在として各種インフラを支えています。
当社の中期経営計画ではグローバル展開を重視し、すでに進出している中国に加えASEAN地区への拡大を目標に掲げています。鉄道をはじめとするインフラの輸出は日本政府として推進していることもあり、当社も鉄道事業者や鉄道車両メーカーを支え、さらなる海外展開を目指すべく取り組んでいます。こういった成長戦略を進める中、基幹システムで利用しているホストコンピュータが2020年に保守サポート終了を迎えることになりました。そこで、この機会にオープン系システムへ移行し、かつ会社の戦略に沿うシステムへ全面的にリプレイスすることを決断したのです。

基幹システムのリプレイスにあたり、コンサルティングを活用

既存の基幹システムは自分たちで設計から行ったため、自社独自の機能が多く、非効率な部分も少なくありませんでした。そこで今回は客観的な視点からシステムを見直すべく、外部にコンサルティングを依頼しようと判断したのです。
リプレイスにあたっては4つの課題が挙がりました。第一に業務の効率化・標準化を図るべく、当社の特徴や独自の良いところは残しつつ、属人化している業務や紙ベースの業務を改善したいと考えました。2つ目は、企業として成長を続けるにあたって欠かせないコンプライアンス強化、3つ目は貿易対応です。既存のシステムは貿易業務に対応していませんが、今後海外事業に注力するためにも、貿易や為替に関する業務を管理できるシステムが求められているのです。そして4つ目が、案件や状況によって対応がバラバラになっていた仕入れ業務を調達部に集中化することでした。この4つの課題をもとに、複数のコンサルティング会社から提案を受け、比較検討することにしました。

豊富な実績と詳細な提案内容から丸紅ITソリューションズに決定

その中で選んだのが、丸紅ITソリューションズ(以下、MISOL)が提供するITコンサルティングサービス「超上流サービス」です。商社のシステムに関する実績が豊富で、課題として挙げた貿易業務に精通していた点が決め手となりました。また、ほかのコンサルティング会社の提案は作業プロセスや工数、アウトプットなどがあいまいな内容でしたが、MISOLはそれぞれ細かく具体的に明示されていたことも高く評価しました。
そして、ヒアリングなど密なやり取りが必要な期間はMISOLのコンサルタントが当社に常駐して作業するという点も魅力でした。電話やメールでのやり取りと比べて圧倒的に効率が良く、さらに大きなプロジェクトを進めていく上で顔を見ながら話せることも心強く感じられる点でした。

超上流サービスが対象とする工程

図:超上流サービスが対象とする工程

ヒアリングを通して、潜在的な課題とその解決策が明確に

2015年10月からプロジェクトがスタートし、半年ほどMISOLのコンサルタントが社内に常駐して、関係部門にヒアリングを実施しました。MISOLのコンサルタントがホワイトボードを活用し、その場でフローなどを描き、情報整理していく手法は大変理解しやすく、ヒアリングはスムーズに進みました。現場の担当者が整理の過程に参加することで、プロジェクトへの参画意識も醸成されたと思います。業務の非効率な部分や業界標準と大きく異なる点などを指摘していただき、自分たちでは気づかなかった潜在的な課題まで明らかにすることができました。課題の解決策も複数のケースを提示してアドバイスいただくなど、期待以上のものでした。当社のシステム室でも年に1回、各現場に情報システムの課題をヒアリングしてきたのですが、「現場で今困っていること、やって欲しいこと」は話してもらえても、自分たちが当たり前だと思っている、問題として意識していないことはなかなか引き出すことができません。MISOLのコンサルタントよりヒアリングを受けた現場の担当者から「答えやすかった・業務の理解が深まった」という声が多く聞かれ、コンサルタントの経験やノウハウ、コミュニケーション方法はさすがだと感じました。
次期システムに向けてのコンサルティングではありましたが、すぐに取り組むべき課題も明らかになりました。例えば、従来より課題の1つだった仕入れ業務の集中化です。各部門で行っていた仕入れ業務を3年ほど前に調達部へまとめましたが、調達部と他部門の担当範囲にグレーゾーンが残っている状況でした。今回のヒアリングで、業務の境界線を明確化するという目標とともに、具体的な解決策も見えてきたので、今からその運用に乗せるための体制を整えています。

業務が分かりやすくまとまったアウトプットは、現場でも好評

一般的にシステムに関係しない業務は把握が難しい傾向がありますが、「どの部門に、どんなExcel台帳があり、どう利用しているか」まで、すべての業務がフローチャートに落とし込まれたことで、細部まで明確に把握できるようになりました。フローチャートなどのアウトプットには各部門の業務が分かりやすくまとまって記載されており、今後業務マニュアルを社内で作成するときにも活用できると考えています。また、それぞれの部門の業務をA4用紙 1枚にまとめた「業務概観図」も現場から好評です。これまで業務の全体像を図にまとめた資料はなく、業務引継ぎや新入社員への業務説明をするときなどに使い勝手が良いと喜ばれています。

客観的な視点が入ったからこそ業務フロー標準化が可能になった

今回の「超上流サービス」では開発ベンダーの評価・選定まで関与いただきました。完成した提案依頼書をもとに数社のベンダーから提案を受けた際、開発ベンダー選定で考慮すべきポイントなどを第三者的な立場からアドバイスいただきました。加えて、経営陣にこれまでの経緯をプレゼンテーションいただくなど、MISOLのコンサルタントは最後まで私たちプロジェクトメンバーにとって頼れる存在でした。
実際の開発はこれからですが、次期システムは従来のものと比べ、かなり改善しそうだ、という手ごたえがあります。MISOLによる客観的な立場でのヒアリングは社内の課題を整理するうえで大変効果的でした。潜在的な課題を浮き上がらせ、業務フロー標準化を推進するのに欠かせないものだったと感じています。今後は、完成した新業務フローに基づいてシステム開発を進め、しっかりと運用にのせていくことが目標です。

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